皆さん、こんにちは！
最近ブラジルの治安が悪くなってきていて、しかも経済低迷であることから、これからもっと危なくなる感じです。
２０１５年７月に発表された２０１４年度のブラジル国内で発生した殺人事件の統計では、これがなんと！「５万２３３６人」でした。年間５万人以上が殺害されたのです。
このほか交通事故や強盗殺人事件など合わせると、恐ろしい数字になると思います！
中東やアフリカの内戦でも、１年にブラジルのように人が殺害されることはないですよね。
私と家族が統計に入らなかっただけでも、「やった！生き残った！セーフ！」ってな感じです。

さて本題ですが、ブラジルで最も強盗が使うのは「拳銃＝ピストル」なんです。
一般人はピストルを所持する講習を受ければ連邦警察で登録され、その後護身用としてピストルを所持することが許されますが、強盗犯などは闇でピストルのナンバーが削られたものを手に入れ、それで犯罪を犯すのです。
ナンバーがないピストルで殺害されると、ナンバープレートの無い車でひき逃げしたと同じ形になるので、犯人が現行犯逮捕されなければ、だれのピストルかわからないため、犯人が捕まりにくくなってしまうのです。

こんなことから、今回ご紹介したいのは対拳銃護身術！
ブラジル人格闘家であるライムンド・ゴンサルべス・ダ・シウバ先生が、イスラエルの護身術「クラヴマガ」を元に、ブラジルの犯罪に適した護身術を生み出したのです。


瞬間的に犯人から拳銃を奪うのは見事なものですので、どうぞご覧ください！

皆さん、こんにちは！
ブラジルで２日前から、テレビやネットで炎上しているニュースをお伝えします。


実はモニケさんは総合格闘技の選手で、ブラジリアン柔術を得意としていたのだった。モニケさんに捕まった男はウェスレイ・ソウザ・デ・アラウージョ（１８）で、窃盗犯として前科者。小柄な体格であるモニケさんに倒されたウェスレイは、力ずくでモニケさんを押し倒そうとしたが、柔術の技を掛けられてたため、逆に動くことにより身動きが取れなくなっていたのであった。


トライアングルと言う技をかけられたウェスレイは、最初はモニケさんに対し脅迫する暴言を吐いていたが、動く度にモニケさんも容赦せず技に力を入れたことから、犯人は呼吸困難に陥り悲鳴を上げだした。
「だれか助けて～」「だれか警察よんで～」
「勘弁してくれ～」「神さま助けて～」
「息ができない・・・ぎゃぁ～」
激しい男の悲鳴を聞いたことから、現場には忽ち民衆が集まり、はじめは泥棒をリンチしようとする者もいたが、正義感の強いモニケさんは直ちに警察を呼ぶようにお願いしたのであった。
結局、犯人のウェスレイはモニケさんの技によって万事休すとなり、警察によって現行犯逮捕＝助けられたのでした。

モニケさんの技と犯人の悲鳴は、現場に集まった民衆によりスマホで撮影されたため、ネットやテレビで炎上したのでした。