皆さん、こんにちは!
久しぶりにブログを書いてます。

さて私ですが、今月1年半ぶりに再び日本へ行く機会に恵まれ、「世界一貧しい大統領」で知られてるウルグアイのムヒカ前大統領と一緒に東京、京都、大阪、広島と日本国内を同行していたところ、友人である日本のテレビ関係者から、ある日本の娯楽番組で「リオジャネイロのギャングを取材」に成功したと話を聞きました。なんか凄い映像が放送されたと聞いたので、私もブラジル在住ジャーナリストとして、どんなにスゴイものが放送されたのか、興味深々でした。
そこでブラジルに戻ってからYoutubeで検索したところ、放送された番組がアップされていたので見たところ「えーっ!これって作り物じゃん!」と、非常に驚きました。
私としては決して誰かを批判したい分けではないのですが、何千万人という視聴者を騙すような番組は許せないのです。それはテレビを見ている視聴者の多くは、ブラジルの現実を知らないことから、テレビを見ると全て事実として信じてしまうので、たとえ娯楽番組であっても放送された「リオデジャネイロのギャング」は、いかにも演出で作られた内容であったことから、私はテレビマンとしては真実と異なることを、視聴者に対し「事実」として伝えてはいけないと、怒りが湧いたところです。
娯楽番組だから「なんでもあり!」ではなく、放送前に視聴者に対しフィクションとノンフィクションを説明していれば良いのですが・・・。